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2026年6月6日

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2025年の平均貯蓄額が2,059万円で過去最高更新、7年連続増加となった二人以上世帯の家計実態

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家計調査報告(貯蓄・負債編)2025年(令和7年)平均結果(二人以上の世帯)(総務省)

2025年の二人以上世帯における平均貯蓄額が2,059万円となり、比較可能な2002年以降で過去最高を更新したことが明らかになりました。前年より75万円増加し、増加率は3.8%となっています。これで7年連続の増加となり、家計の資産形成が継続して進んでいる状況が浮かび上がりました。

一方で、負債現在高も増加傾向が続いています。2025年の二人以上世帯における平均負債額は675万円となり、前年から12万円増加しました。増加率は1.8%で、4年連続の増加となっています。こちらも2002年以降で最も高い水準となりました。

今回の調査では、貯蓄額の中央値にも注目が集まっています。貯蓄保有世帯の中央値は1,264万円となりました。ただ、平均値との差が大きいことから、資産保有額には世帯間で大きな開きがあることも示されています。実際に、平均貯蓄額の2,059万円を下回る世帯は全体の66.1%を占めており、多くの世帯が平均値に届いていない現状が確認されました。

貯蓄の内訳をみると、通貨性預貯金の増加が続いています。2025年の通貨性預貯金は710万円となり、前年より18万円増加しました。増加率は2.6%で、17年連続の増加となっています。日常的に利用しやすい普通預金などへの資金集中が続いている形です。

また、有価証券の保有額も大きく伸びました。2025年は440万円となり、前年から63万円増加しています。増加率は16.7%で、3年連続の増加となりました。資産形成手段として株式や投資信託などを保有する世帯が広がっている状況がうかがえます。

負債の内容では、住宅や土地の購入に関する借入が大部分を占めています。住宅・土地のための負債は620万円となり、負債全体の91.9%を占めました。前年から8万円増加しており、住宅ローン負担が依然として家計に大きな影響を与えていることが分かります。

負債を抱える世帯の割合は37.5%でした。およそ4割の世帯が何らかの負債を保有している計算になります。また、負債保有世帯の中央値は1,511万円となっており、平均負債額を大きく上回るケースも少なくありません。

年齢別にみると、50歳以上の世帯では貯蓄額が負債額を上回る「貯蓄超過」の状態となっています。特に60〜69歳世帯では、貯蓄現在高が2,843万円、負債現在高が234万円となり、純貯蓄額は2,609万円で最も高くなりました。長年にわたる資産形成と住宅ローン返済の進展が背景にあるとみられます。

一方で、40歳未満の世帯では貯蓄現在高が994万円だったのに対し、負債現在高は1,882万円となりました。40〜49歳世帯でも貯蓄額1,381万円に対して負債額は1,483万円となっており、50歳未満では負債超過の傾向が続いています。住宅取得や子育てなど、生活費負担の増加が影響している状況です。

さらに、負債保有世帯の割合は40〜49歳世帯で67.0%と最も高くなりました。働き盛り世代において住宅ローンを抱える世帯が多いことが数字にも表れています。その後は年齢が高くなるにつれて負債保有割合は低下し、70歳以上では10.4%まで下がりました。

今回の結果では、全体として貯蓄額は増加しているものの、平均値と中央値の差が大きいことから、資産格差の広がりも読み取れます。また、若年層では依然として負債が重く、住宅取得や生活コストが家計へ与える影響の大きさも浮き彫りとなりました。今後は物価や金利動向に加え、投資環境や住宅市場の変化が家計の資産形成にどのような影響を及ぼすかが注目されます。

⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ

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