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2026年6月10日

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2026年5月開始の第2弾実証で牛乳・牛肉を追加、畜産物の環境負荷を星3段階で見える化へ

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畜産物の環境負荷低減の取組の「見える化」販売実証を拡大!(農水省)

農林水産省は2026年5月22日、畜産物の環境負荷低減に向けた「見える化」の販売実証を拡大すると発表しました。牛乳乳製品や牛肉を対象に、温室効果ガス削減への取組状況を星の数で示す「実証用みえるらべる」を商品に表示し、消費者へ分かりやすく伝える取組を進めています。

今回の実証は、2026年3月に開始された第1弾に続くもので、第2弾では新たに3件の商品が追加されました。環境負荷低減への取組を消費者が購入時に確認できる仕組みを整えることで、持続可能な畜産業への理解促進を目指しています。

この「実証用みえるらべる」は、飼養頭数や飼料、排せつ物処理などの情報を専用の算定シートへ入力し、その内容をもとに温室効果ガス削減への取組状況を評価する仕組みです。評価結果は3段階の星で表示され、消費者が商品ごとの環境配慮の状況を視覚的に把握できるようになっています。

農林水産省によりますと、今回新たに販売実証へ参加する商品の1つが牛乳です。販売開始は2026年6月上旬を予定しており、終了時期は未定とされています。対象商品は全国の取扱店舗で順次展開される予定となっています。

また、ミルクジェラートの販売実証も2026年5月下旬から始まります。販売店舗は栃木県内の飲食店や直売所、道の駅、カフェなど複数施設で実施される予定です。地域に根差した販売拠点で展開することで、消費者が身近に環境負荷低減の取組へ触れる機会を増やす狙いがあります。

さらに、牛肉商品についても2026年6月上旬から販売実証が始まります。滋賀県内の飲食店やレストランに加え、京都府内の店舗でも実施される予定となっており、観光客や外食利用者にも環境配慮型商品の認知拡大を図ります。

近年は、農業分野でも脱炭素化への対応が求められており、畜産業では家畜の飼養や飼料生産、排せつ物処理などに伴う温室効果ガス排出量の低減が課題となっています。その一方で、生産現場の努力が消費者へ伝わりにくいという課題も指摘されていました。

今回の「見える化」では、生産過程で取り組まれている環境配慮の内容を、専門知識がなくても理解しやすい形で表示することで、消費者の商品選択を支援する仕組みづくりが進められています。

農林水産省は、本格運用に向けて販売実証を継続し、運用上の課題把握や制度改善を進める方針です。生産者や事業者からの協力を得ながら、牛乳乳製品や牛肉分野における環境負荷低減の「見える化」をさらに広げていく考えを示しています。

あわせて、新たな協力先や対象商品の募集も行っています。今後は参加事業者や対象商品の拡大を通じて、畜産業における環境配慮型生産の普及促進につなげたい考えです。

消費者の間では、食品の安全性や品質に加え、環境への配慮を重視する動きも広がっています。今回の販売実証は、生産現場の取組を可視化し、持続可能な食料生産への理解を深める新たな試みとして注目を集めそうです。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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