2026年6月13日
補助金・助成金, 労務・人事ニュース
神戸市が研究開発支援を開始、最大750万円補助で申請は2026年6月26日まで
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2026年度「神戸挑戦企業等支援補助制度」
神戸市は、戦略産業分野における新規事業開発や先端技術活用を支援する「2026年度 神戸挑戦企業等支援補助制度」の公募を開始しました。市内中小企業による研究開発や新たな事業モデル創出を後押しし、地域産業の競争力強化や社会課題解決につなげることを目的とした制度として注目されています。
今回の補助制度では、航空・宇宙、医療・健康・福祉、農業・食糧、環境・エネルギー(水素を除く)の4分野を戦略産業分野として位置付けています。これらの分野における新規開発事業に加え、分野を限定しない新技術活用事業や産学連携事業も支援対象となっており、幅広い企業の挑戦を後押しする内容となっています。
申請受付期間は2026年5月20日から2026年6月26日17時までです。申請は「e-KOBE:神戸市スマート申請システム」を通じたオンライン申請となっており、事業者向け手続きから申請を行う形式です。研究開発型の補助制度であるため、事業計画や技術的な優位性、事業化の可能性などを十分に整理したうえで準備を進めることが重要になります。
補助対象事業の1つである新規開発事業では、戦略産業分野における新事業展開のための試作開発や、新素材・新製品の実用化に向けた開発が対象です。製造業を中心に、新たな技術や製品開発による高付加価値化が求められる中、地域企業の技術革新を支援する制度として期待されています。
また、新技術活用事業では、AIやIoT、デジタル技術など新たな技術や先端技術を活用し、製品やサービスの高度化、付加価値向上、新たな事業モデル創出に取り組む事業が対象となります。近年はDX推進が企業経営において重要なテーマとなっており、中小企業においてもデジタル技術を活用した競争力強化が求められています。今回の補助制度は、そうした新技術導入への投資を後押しする役割も担っています。
さらに、大学や公設試験研究機関などと連携して行う産学連携事業も支援対象です。社会課題解決につながる革新的な研究開発を促進する狙いがあり、産学官連携による新たなイノベーション創出が期待されています。特に高度な専門技術や研究成果を活用した事業展開を目指す企業にとっては、有効な支援策となりそうです。
対象となるのは、神戸市内に事業所を置く中小企業です。単独で申請する「単独枠」に加え、市内中小企業が幹事となる「コンソーシアム枠」も用意されています。コンソーシアム枠では、構成企業の2分の1以上が市内中小企業である必要があります。なお、産学連携事業はコンソーシアム枠での申請が必須となっています。
補助対象経費には、原材料費や機械装置費、外注加工費、技術指導費、直接人件費、調査経費、展示会等経費などが含まれています。試作品開発やソフトウェア開発委託、広告印刷物作成など幅広い用途に対応しており、研究開発から販路開拓まで一体的に支援する仕組みとなっています。
また、工業所有権取得費用や薬事申請費用なども対象となる場合があり、事業化を見据えた支援内容が特徴です。一方で、パソコンや机など汎用性の高い機器については補助対象外となる可能性があるため、事前確認が重要になります。
補助率と補助上限額は事業区分によって異なります。新規開発事業や新技術活用事業では、単独枠の場合は補助率2分の1、補助上限額は単年事業で1,500,000円です。コンソーシアム枠では、単年事業で4,000,000円、2か年事業では最大6,000,000円まで支援されます。
さらに、神戸市が定める特定テーマに関する研究開発については、より高い支援が設定されています。2026年度の特定テーマは「カーボンニュートラル」であり、このテーマに関する研究開発では、コンソーシアム枠で補助率3分の2、単年事業で最大5,000,000円、2か年事業では最大7,500,000円の補助が受けられます。
脱炭素社会への移行が進む中、環境技術や省エネ関連技術への需要は今後さらに高まるとみられています。神戸市がカーボンニュートラルを重点テーマに設定した背景には、地域企業による環境対応技術の開発促進や新市場創出への期待があります。環境・エネルギー分野に限らず、さまざまな業種で脱炭素対応が求められる中、新技術開発への投資機会として関心を集めそうです。
補助対象期間は、単年事業の場合は2026年4月1日から2027年3月31日までです。コンソーシアム枠の2か年事業として採択された場合は、最長2028年3月31日まで事業実施が可能となります。ただし、2年目の補助金については次年度予算成立が前提となっています。
近年は、中小企業にも研究開発力やイノベーション創出力が求められる時代となっています。特に地域企業においては、大企業との差別化を図るためにも、独自技術や新サービスの開発が重要になっています。今回の神戸挑戦企業等支援補助制度は、地域企業による先端技術活用や社会課題解決型ビジネスの創出を後押しする制度として、今後の活用拡大が期待されます。
補助金や助成金は年度ごとに募集内容が見直される場合があります。申請を検討している方は、最新の情報や受付状況について、募集のウェブページや実施機関に確認することを推奨いたします。また、募集が終了している場合もあるため実施機関にご確認ください。
⇒ 詳しくは兵庫県のWEBサイトへ


