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2026年6月14日

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2026年3月の国内航空旅客数10,187千人、前年同月比4.2%増で航空需要回復が継続

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航空輸送統計速報(令和8年3月分)(国交省)

国土交通省は2026年5月26日、2026年3月分の「航空輸送統計速報」を公表しました。国内線と国際線の旅客輸送量はいずれも前年同月を上回り、航空需要の回復傾向が続いている状況が示されました。一方で、貨物輸送では分野によって増減に差が見られ、輸送構造の変化も浮き彫りとなっています。

国内定期航空の旅客輸送量は10,187千人となり、人ベースでは前年同月比4.2%増となりました。人キロベースでは9,743,715千人キロとなり、前年同月比4.1%増となっています。国内線の利用が引き続き堅調に推移しており、移動需要の回復が続いている状況が確認されました。

国内線の座席利用率は87.2%でした。高い利用率を維持しており、航空需要の安定した推移がうかがえる結果となっています。統計にはコミューター航空輸送実績も含まれており、地方路線を含めた国内航空ネットワーク全体の利用状況が反映されました。

国内線の貨物輸送量は52,073トンとなり、超過手荷物や郵便物を含めた数値では61,536トンでした。トンベースでは前年同月比1.8%減、超過手荷物などを含めた場合は2.1%減となっています。一方で、トンキロベースでは57,059千トンキロとなり、前年同月比0.8%増でした。

超過手荷物や郵便物を含めたトンキロベースでは67,213千トンキロとなり、前年同月と同水準でした。重量利用率は60.5%となり、一定の積載効率を維持している状況が示されています。貨物輸送では輸送量が減少した一方で、輸送距離を加味した指標では底堅い推移が続いていました。

国際航空では、旅客輸送量が2,229千人となり、人ベースで前年同月比15.0%増となりました。人キロベースでは10,712,699千人キロとなり、前年同月比12.1%増となっています。国際線需要の回復が国内線を上回るペースで進んでいることが統計から明らかになりました。

国際線の座席利用率は90.7%となり、高い水準を記録しました。海外渡航需要の増加に加え、国際線の運航回復が進んでいる状況が反映された結果とみられています。国内線を上回る利用率となっており、国際航空市場の活発化が鮮明となりました。

国際航空の貨物輸送量は143,569トンで、超過手荷物や郵便物を含めた場合は149,118トンでした。トンベースでは前年同月比3.0%増、超過手荷物などを含めた数値では3.3%増となっています。貨物量自体は前年を上回り、国際物流需要の底堅さが示されました。

一方で、トンキロベースでは788,575千トンキロとなり、前年同月比9.0%減でした。超過手荷物や郵便物を含めた場合でも806,417千トンキロとなり、同じく9.0%減となっています。輸送距離を加味した指標では減少が続いており、輸送ルートや貨物構成の変化が影響している可能性があります。

国際線の重量利用率は74.1%となりました。国内線の60.5%を上回る水準で推移しており、国際貨物輸送では高い積載効率が維持されている状況が示されました。旅客需要の回復と合わせて、航空業界全体の運航回復が進んでいる実態が浮き彫りとなっています。

今回公表された統計では、国内線・国際線ともに旅客輸送が前年を上回り、特に国際線で大幅な増加が確認されました。その一方で、貨物輸送ではトンベースとトンキロベースで異なる動きが見られ、輸送距離や物流構造の変化が航空輸送市場に影響を与えている状況が示されました。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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