2026年7月23日
労務・人事ニュース
2026年7月1日から「みえるらべる」取得が簡単に 米や野菜など23品目対応で手続き負担を大幅軽減
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環境負荷低減の「みえるらべる」の取得手続が楽になります!(2026年6月)(農水省)
2026年6月29日、農産物の環境負荷低減の取組を消費者へ分かりやすく伝える「みえるらべる」の取得手続きについて、新たな仕組みが導入されることが発表されました。2026年7月1日から営農管理アプリとの新たな連携が始まり、生産者はこれまでよりも簡単な手続きで「みえるらべる」の取得が可能になります。
「みえるらべる」は、農産物の生産過程で取り組まれた温室効果ガス削減への貢献や、生物多様性の保全といった環境負荷低減の取組を消費者へ伝えるための仕組みです。環境に配慮した農業への取組を分かりやすく示すことで、環境負荷低減に取り組む農産物を選択しやすい環境づくりを目指しています。
今回、新たに営農管理アプリとのAPI連携が開始されることで、生産者は栽培情報をアプリへ入力するだけで、温室効果ガスの排出量や吸収量、地域の慣行栽培と比較した削減貢献率を算定できるようになります。さらに、「みえるらべる」の表示に必要な等級や登録番号の取得に向けた報告もアプリを通じて行えるようになり、手続きの利便性が向上します。
これまで「みえるらべる」を取得する際には、簡易算定シートとして提供されていたExcel様式へ必要事項を記入し、提出する必要がありました。今回の連携開始により、見える化システムを利用する場合は、この入力や提出が不要となり、登録番号の取得までに要する時間の短縮や、生産者の事務負担軽減が期待されています。一方で、従来のExcel様式による報告方法も引き続き利用できます。
見える化システムは、農業データ連携基盤で提供されるAPIとして運用されており、生産者が営農管理アプリへ入力した栽培データを基に環境負荷低減の状況を自動で算定します。算定結果には、温室効果ガスの排出量と吸収量のほか、地域の慣行栽培と比較した削減貢献率が反映され、環境配慮型農産物として出荷する際の手続きにも活用されます。
今回連携するアプリでは、米や野菜など23品目を対象として「みえるらべる取得機能」が利用できるようになります。また、見える化システムから取得した温室効果ガス排出量の算定結果を基に、地域の慣行栽培と比較した削減貢献量が出荷量に応じて随時加算され、アプリ内で確認できる仕組みも導入されます。これにより、生産から流通、消費までを通じた環境負荷低減への貢献が分かりやすく可視化されます。
見える化システムは2025年3月に開発され、同年6月から農業データ連携基盤のAPIとして提供が開始されました。今回の連携は4件目となり、これまでにも複数の営農管理アプリと連携が進められています。現在は米や野菜など23品目を対象としたサービスのほか、米のみ、または米と茶を対象とするサービスなど、それぞれ対象品目に応じた運用が行われています。
生産者にとっては、アプリ上で算定や報告をスムーズに進められることに加え、報告後すぐに等級や登録番号が付与されるため、迅速に「みえるらべる」を利用できることがメリットとなります。また、これまで報告した算定結果についてもアプリから確認できるため、継続的な栽培管理や環境負荷低減への取組状況を把握しやすくなります。
今回の新たな連携は2026年7月1日から提供が開始されます。今後も営農管理アプリとの連携拡大が進められる予定で、生産者の利便性向上と環境負荷低減の取組の普及を後押しするとともに、環境に配慮した農産物の流通拡大や消費者への情報提供の充実につながることが期待されています。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ


