2025年6月8日
労務・人事ニュース
令和7年 善通寺市が太陽光発電に1kWあたり25,000円、上限10万円を補助
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最終更新: 2025年6月8日 01:07
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最終更新: 2025年6月8日 06:35
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最終更新: 2025年6月7日 23:00
善通寺市 令和7年度 住宅用太陽光発電システム等設置費補助制度
香川県善通寺市では、地球温暖化の防止と再生可能エネルギーの普及を目的として、住宅用太陽光発電システムおよび蓄電システムの導入にかかる費用の一部を支援する「令和7年度住宅用太陽光発電システム等設置費補助制度」を実施しています。この制度は、個人住宅への太陽光発電および蓄電システムの設置を促進し、地域全体で環境負荷の軽減と災害時の電力確保体制の強化を図る重要な施策として位置づけられています。
令和7年度の申請受付期間は、令和7年4月1日から令和8年1月30日17時15分までとなっており、善通寺市役所1階の環境課にて受け付けられています。ただし、予算額に達した場合は受付期間内であっても終了するため、設備導入を検討している方は早期の申請が推奨されます。補助制度を利用するためには、設置工事の着工前あるいは建売住宅の購入前に必ず申請を行う必要があります。
補助金の額は、太陽光発電システムに関しては1キロワットあたり25,000円が支給され、上限は10万円となっています。たとえば、4キロワットの発電設備を設置する場合には10万円の上限に達するため、それ以上の出力であっても補助金額は変わりません。また、蓄電システムについては、購入費用(消費税を除く)の10分の1が補助され、こちらも上限額は10万円です。つまり、発電と蓄電の両方を導入した場合、最大で20万円の補助が受けられる仕組みとなっています。
対象となる建築物は、善通寺市内にあり、かつ申請者が自ら居住する住宅である必要があります。店舗や事務所などとの併用住宅も含まれますが、申請者がその住居に実際に住んでいることが条件です。補助対象者についても、善通寺市内にある住宅に対象設備を設置する方、または既存の太陽光設備に蓄電システムを追加する方で、電力会社と電力受給契約を締結しており、市税を滞納していないこと、そして過去に同制度の補助金を受けていないことが要件となります。ただし、補助金を受けた設備の法定耐用年数が経過している場合や、新たに蓄電システムを導入する場合には再度の申請が認められます。
設備の対象はすべて未使用品であることが必須であり、中古品や再生品は対象外とされます。また、申請方法としては必要書類をすべてそろえた上で、環境課への郵送または窓口への直接提出が必要です。手続き代行者が申請する場合には、別途事業計画書への記載が必要ですのでご注意ください。
提出が求められる書類には、交付申請書、収支予算書、事業計画書、承諾書、債権者登録申出書、太陽電池モジュールの製造番号表などが含まれ、すべての書類様式は善通寺市の公式ホームページからダウンロードが可能です。また、設備導入後には、令和8年3月23日17時15分までに実績報告書および収支決算書を提出する必要があり、提出期限を過ぎた場合は補助金の交付対象外となる場合があるため注意が必要です。
なお、善通寺市の補助制度は、香川県が実施する補助制度との併用も認められており、制度を組み合わせて活用することで、より大きな経済的メリットを得ることが可能です。香川県の補助内容については、環境森林部環境政策課への問い合わせを通じて詳細を確認することが推奨されています。
このように、善通寺市が実施する住宅用太陽光発電および蓄電システムの設置に対する補助制度は、個人レベルでの脱炭素化への貢献を後押しするものであり、電力自給自足の意識を高める契機にもなります。特に災害時の停電対策やエネルギー価格の上昇に備える観点からも、多くの家庭にとって導入を検討する価値がある制度と言えるでしょう。
⇒ 詳しくは善通寺市のWEBサイトへ