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和菓子製作付きコースは参加費1,000円、茶道体験と合わせて楽しむ伝統の時間

玉島商工会議所は、伝統あるお茶文化を次世代へと継承し、地域の魅力を体験として伝えることを目的に、「お抹茶点て方体験」の参加者募集を開始しました。体験は2025年6月から2026年3月まで、旧柚木家住宅西爽亭にて複数回にわたり実施されます。この事業は、江戸時代より続く玉島の茶文化を肌で感じられる貴重な体験の場として企画され、小学生以上の方を対象に、最大15名程度の少人数で丁寧に行われます。

本体験では、お抹茶を自ら点てることができるだけでなく、日によっては本格的な和菓子作りも体験できる2つのプログラムが用意されています。和菓子製作を含まないコースの参加費は500円で、6月14日と7月26日に実施され、それぞれ第1部が13時から、第2部が14時から開始されます。一方、和菓子製作体験を含むコースは1,000円で、8月23日、9月27日、翌年1月24日、2月14日、3月28日に開催されます。こちらは第1部が12時30分、第2部が13時30分からの開始となっており、茶道と和菓子の両方を気軽に学べる充実した内容です。

会場となる旧柚木家住宅西爽亭は、かつての豪商の邸宅を活用した歴史ある建物であり、当時の暮らしぶりと伝統的な和の空間を感じられることが、参加者にとっても特別な体験となります。このような趣深い場所で、実際に茶筅を使ってお抹茶を点てる機会は、単なる見学では得られない学びや感動をもたらします。茶道に触れることで、日本文化の奥深さを理解し、自分自身の心と向き合う時間にもなるでしょう。

地域に根ざした文化体験を通じて、参加者が玉島という町の歴史やもてなしの精神に触れ、地域資源の価値を再認識する機会となるこのイベントは、観光誘致やまちづくり、地域人材の育成にも繋がる可能性を持っています。教育的観点からも、小学生以上の幅広い世代に対し、日本の伝統文化への関心を深める内容で構成されており、体験型学習としても高い評価が期待されます。

⇒ 詳しくは玉島商工会議所のWEBサイトへ