2026年2月22日
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令和7年に全国41ダムで実施された事前放流が示す治水運用
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令和7年は、全国の延べ41ダムで事前放流を実施! ~利水者の協力のもと、洪水に備え、既存ダムを活用し容量を確保~(国交省)
この記事の概要
令和7年は、全国で延べ41ダムにおいて事前放流が実施され、洪水に備えた容量確保が行われました。利水者の協力のもと、既存ダムを活用する取り組みが継続され、洪水調節 demonstrating capacity に加えて約1.1億㎥の容量が確保されました。台風の発生状況が影響し実施数は前年より減少しましたが、実効性ある対応が進められました。
令和2年度以降、洪水に備える取り組みとして、全国のダムで事前放流の実施体制が整えられてきました。利水者の理解と協力を前提に、出水前に貯水位を下げ、洪水時に受け止める容量を確保する運用が定着しています。
令和7年は、台風が日本近郊で発生したものの、勢力が発達せずに通過するケースが多かったことから、事前放流を実施したダムの数は前年より減少しました。それでも全国で延べ41ダムが事前放流を行い、洪水への備えが図られました。
内訳を見ると、治水等を目的とする多目的ダムで17ダム、利水を主目的とするダムで24ダムが事前放流を実施しています。合計41ダムの運用により、洪水調節容量に加え、約1.1億㎥の容量が新たに確保されました。
参考として示された令和6年は、合計184ダムで事前放流が行われており、年ごとの気象条件により実施規模が変動することが分かります。令和7年は実施数が少なかったものの、必要な局面で判断と対応が行われました。
事前放流は、既存ダムの機能を最大限に活用し、新たな施設整備に頼らずに洪水リスクを低減する有効な手法です。平常時の利水機能を損なわないよう配慮しながら、出水時の安全性を高める点に特徴があります。
令和7年8月6日からの大雨においては、事前放流と洪水調節の組み合わせにより、流域避難や被害軽減に寄与した事例も確認されています。運用の積み重ねが、実際の治水効果につながっています。
近年は気象の変動幅が大きく、短時間強雨のリスクが高まっています。こうした中で、事前放流を含むダムの機動的な運用は、流域全体の安全確保において重要な役割を担っています。
今後も、利水と治水の両立を図りながら、関係者の協力のもとで事前放流の取り組みが継続され、洪水への備えが強化されていくことが期待されます。
この記事の要点
- 令和7年は全国で延べ41ダムが事前放流を実施
- 多目的ダム17ダム、利水ダム24ダムで対応
- 約1.1億㎥の洪水対応容量を確保
- 前年の令和6年は184ダムで実施
- 既存ダムを活用した治水対策を継続
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


