2026年3月1日
労務・人事ニュース
2026年2月公表、237戸調査で不適正使用0件の令和6年度農薬実態
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国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査の結果について(令和6年度)(農水省)
この記事の概要
2026年2月12日、農林水産省は令和6年度に実施した国内産農産物における農薬の使用状況および残留状況調査の結果を公表しました。237戸の農家を対象とした使用状況調査では不適正使用は確認されず、237検体について実施した残留調査でも基準値超過はありませんでした。農薬の適正使用と食品安全確保の状況が改めて示された内容です。
2026年2月12日、農林水産省は令和6年度に実施した国内産農産物における農薬の使用状況および残留状況調査の結果を公表しました。本調査は、農薬の適正使用を推進し、安全な農作物の生産に資することを目的として毎年度実施されているものです。生産現場での実態を把握し、その結果を指導や施策に反映させることで、食品の安全性確保につなげる狙いがあります。
農薬の使用状況に関する調査では、237戸の農家を対象に、記入簿への記載内容の確認や聞き取りによって実態を把握しました。米穀については、無人マルチローターによる防除を行った農家も含まれています。今回の調査で確認された農薬の総使用回数は2,872回でしたが、いずれの農家においても不適正使用は認められませんでした。
具体的には、誤った作物への使用、誤った使用量や希釈倍数での使用、誤った時期や回数での使用、その他の不適正使用のいずれも確認されていません。不適正使用があった農家数は0戸という結果となり、調査対象全体で適正な管理が行われていたことが明らかになりました。
あわせて、生産段階における農産物中の農薬の残留状況も調査されました。237検体の農産物について、のべ1,331種類の農薬と作物の組合せを対象に分析が行われています。なお、1試料検体について2種類の農薬成分を分析した場合は2検体として計算されています。
その結果、食品衛生法に基づく残留基準値を超える農薬を含んだ検体は確認されませんでした。残留農薬基準値を超過した検体数は0であり、作物名や農薬名、基準値および検出値の公表対象となる事例もありませんでした。この結果は、現行の農薬使用基準に沿った管理が生産段階で適切に実施されていることを示しています。
今回の調査結果を受け、農林水産省は都道府県に対して結果を通知し、引き続き農薬の適正使用が徹底されるよう農家等への指導を行う予定です。現場での指導体制を維持しながら、適正使用の定着を図る方針が示されています。
さらに、農薬の適正使用を継続的に推進するため、令和7年度も同様の調査を実施しているとしています。単年度での確認にとどまらず、継続的なモニタリングを通じて安全性を検証する姿勢が明確にされています。
本調査は、科学的手法に基づき実際の使用状況と残留状況を把握するものであり、客観的なデータに基づいて食品安全の実態を示す重要な取組です。農産物の安全性は消費者の信頼の基盤であり、生産段階での管理状況を定量的に確認することは、農業経営や流通、さらには企業の品質管理体制の観点からも重要な意味を持ちます。
今回公表された令和6年度の結果では、237戸の農家と237検体の農産物において不適正使用および基準値超過がいずれも0という結果が示されました。こうしたデータは、国内産農産物の安全性確保に向けた取組の現状を客観的に示すものであり、今後の政策や現場指導の基礎資料として活用されていきます。
この記事の要点
- 2026年2月12日に令和6年度の調査結果が公表された
- 237戸の農家を対象に農薬の使用状況を調査した
- 農薬の総使用回数は2,872回だった
- 不適正使用があった農家数は0戸だった
- 237検体でのべ1,331種類の組合せを分析した
- 残留基準値を超えた検体は0だった
- 令和7年度も同様の調査を実施している
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ


