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2026年3月1日

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令和8年2月10日公示 高年齢者対策を明確化 2026年4月1日適用開始

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「高年齢者の労働災害防止のための指針」について (公示)(厚労省)

この記事の概要

2026年2月10日、高年齢者の労働災害防止を目的とした新たな指針が公示された。これは令和7年法律第33号による法改正を踏まえ、改正後の労働安全衛生法第62条の2第2項に基づき策定されたものだ。高年齢者の特性に配慮した作業環境の改善や作業管理の在り方を示し、事業者に対して講ずべき措置を明確化している。適用は2026年4月1日からとなる。


2026年2月10日、高年齢者の労働災害防止を目的とする指針が公示された。今回の指針は、令和7年法律第33号によって改正された労働安全衛生法に基づくものであり、改正後の同法第62条の2第2項の規定に沿って定められている。法令に根拠を持つ公示である点が大きな特徴だ。

近年、高年齢者の就業機会は拡大しており、職場における年齢構成も大きく変化している。その一方で、加齢に伴う身体機能の変化や個人差を踏まえた安全対策の重要性が高まっている。今回の指針は、こうした背景を踏まえ、高年齢者の特性に配慮した環境整備を事業者に求める内容となっている。

指針では、作業環境の改善や作業の管理などを通じて、高年齢者の労働災害を防止するために事業者が講ずるよう努めるべき措置について定めている。単なる理念にとどまらず、実際の職場での対応を想定した内容として整理されている点に意義がある。

法的な位置付けとしては、改正後の労働安全衛生法第62条の2第2項に基づくものであり、事業者がその適切かつ有効な実施を図ることが期待されている。努力義務としての性格を持ちながらも、法改正を背景に示された指針であるため、実務上の重要性は高い。

名称は「高年齢者の労働災害防止のための指針」とされ、公示は同指針公示第1号として行われた。制度上の位置付けや根拠条文が明確に示されていることから、企業の安全衛生担当者や人事部門にとっては、今後の安全管理体制を見直す際の基準となる。

適用日は2026年4月1日とされている。それまでの期間は、内容を十分に確認し、自社の現状と照らし合わせながら必要な対応を検討する準備期間となる。特に高年齢者が多く従事する職場では、作業方法や作業環境の再点検が求められる。

今回の公示は、単に新たな指針を示すだけでなく、高年齢者の安全確保を社会全体で支える姿勢を明確にしたものでもある。労働安全衛生法および作業環境測定法の改正という法的枠組みの中で位置付けられている点からも、国としての方針が具体化された施策といえる。

高年齢者の労働災害防止は、経験豊富な人材が安心して働き続けられる環境づくりにつながる。事業者にとっては、法令遵守の観点だけでなく、持続的な人材活用という経営課題とも直結するテーマである。2026年4月1日の適用開始を見据え、早期の対応が重要となる。

この記事の要点

  • 2026年2月10日に高年齢者の労働災害防止指針が公示された
  • 根拠は改正後の労働安全衛生法第62条の2第2項
  • 令和7年法律第33号による法改正を踏まえて策定された
  • 事業者が講ずるよう努めるべき措置を定めている
  • 適用日は2026年4月1日である

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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