2026年5月26日
労務・人事ニュース
令和8年5月8日から全国65人の高校生を募集、25回目の聞き書き甲子園が東京中央区を拠点に始動し約2,200人の卒業生を生んだ地域継承プロジェクトに注目
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第25回「聞き書き甲子園」に参加する高校生の募集を開始します(林野庁)
林野庁は令和8年5月8日、高校生が森や川、海とともに生きる人々から知恵や技術を学び、その内容を文章として記録し発信する「第25回聞き書き甲子園」の開催に向け、全国から参加する高校生の募集を開始したと発表しました。あわせて、次回となる第26回開催に向け、地域の名人の推薦や高校生の取材受け入れに協力する市町村の公募も始まりました。
「聞き書き」とは、話し手が語った言葉を一字一句そのまま書き起こし、その内容を1つの文章として再構成する手法で、地域に受け継がれてきた生活の知恵や伝統技術を次世代へ伝える取り組みとして長年続けられてきました。農山漁村では過疎化や高齢化の進行により、森や川、海から必要なものを得ながら暮らしてきた知恵や技術が失われつつある中、高校生が地域の名人を訪ね、一対一で向き合いながらその言葉を記録し、広く社会へ発信する活動として定着してきました。
この取り組みは平成14年度に始まり、これまでに約2,200人の高校生が参加してきました。参加した高校生は、世代を超えた交流を通じて、自然とともにある暮らしや地域に根づく文化、受け継がれてきた営みについて学び、その成果はフォーラムでの発表や作品集、インターネットを通じて広く共有されてきました。また、卒業後に大学進学や就職を経て農山漁村へIターンやUターンし、地域で活躍する参加経験者も生まれていました。
今年で25回目となる「聞き書き甲子園」では、全国から65人の高校生が募集されました。応募資格は高等学校などに在籍する生徒とされ、全日制だけでなく、定時制や通信制、高等専修学校、特別支援学校、フリースクール高等部などに在籍する生徒も対象に含まれました。
参加にあたっては、事前研修への参加が可能であることに加え、実際に現地で取材を行い、聞き書き作品を期日までに提出できることが条件とされました。公共交通機関を利用した長距離移動やグループワーク、講義への参加、団体での宿泊に支障がないことも求められ、特別な配慮が必要な場合には応募前の相談も受け付ける体制が整えられました。
募集期間は令和8年5月8日から6月25日までとされ、応募は専用フォームによるオンライン申し込み、または参加申込書と400字程度の参加動機作文を提出する方法で受け付けることになりました。郵送による応募についても6月25日必着とされ、参加費は無料となりました。
さらに、第26回開催に向けた協力市町村の公募も同日に始まりました。対象となるのは市町村や地域単位で、複数の自治体による共同申請や、自治体を窓口とした地域団体による申請にも対応することになりました。選定された地域には、原則として6人から8人の名人を推薦し、令和9年1月末までに推薦書を提出することが求められました。
推薦された名人については、令和9年度に実施される第26回「聞き書き甲子園」において、高校生による聞き書き取材への協力が予定されていました。地域で受け継がれてきた知識や技術を若い世代へ直接伝える場として、地域と高校生をつなぐ役割が期待されていました。
協力市町村の募集期間は令和8年5月8日から9月4日までとされ、必要書類を郵送または電子メールで提出する形式となりました。全国各地の地域資源や文化を次世代へつなぐ取り組みとして、今回の公募は地方創生や人材育成の観点からも注目を集める内容となりました。
25回目の節目を迎えた今回の聞き書き甲子園は、高校生が地域に根づく知恵と技術に触れながら学びを深めるだけでなく、地域側にとっても文化継承の新たな機会となる取り組みとして、令和8年も全国規模で展開されることになりました。
⇒ 詳しくは林野庁のWEBサイトへ


