2026年6月6日
労務・人事ニュース
2027年10月から社会保険適用拡大、従業員36人〜50人企業も短時間労働者が加入対象へ
- 「面接スキップで35万以上」製造スタッフ/同シフトOK
最終更新: 2026年6月17日 08:13
- 「35万以上で書類不要」現場スタッフ/寮費無料
最終更新: 2026年6月17日 07:52
- 「給料前払いで35万以上」作業スタッフ/性別不問
最終更新: 2026年6月17日 08:19
- 調理師/調理スタッフ/調理師/調理スタッフ/古賀市鹿部/福岡県
最終更新: 2026年6月17日 07:32
2027年10月施行の社会保険適用拡大に向け特設サイト刷新、企業向け支援情報を強化
厚生労働省は、パートやアルバイトを雇用している事業者向けに、社会保険の適用拡大に関する特設サイトの内容を刷新したと発表しました。短時間労働者への社会保険適用範囲が今後さらに広がることを受け、事業主や人事労務担当者が社内準備や従業員説明を円滑に進められるよう、情報提供を強化しています。
今回の制度見直しでは、2027年10月から、週の所定労働時間が20時間以上などの条件を満たす短時間労働者について、社会保険の適用対象が従業員36人から50人規模の企業などにも拡大されます。現在は51人以上の企業などが対象となっていますが、今後は中小規模事業者にも対象範囲が広がる形となります。
対象となる社会保険は、厚生年金保険と健康保険です。これまで加入対象外だった短時間労働者でも、一定の条件を満たした場合には加入が必要となるため、企業側には早めの準備が求められています。特に、労働時間管理や加入対象者の確認、保険料負担の把握などが重要な課題となります。
リニューアルされた特設サイトでは、事業主や人事労務担当者向けに、適用拡大の対象となる従業員の考え方や、制度対応に向けた社内準備の進め方について解説しています。また、利用可能な支援制度も紹介されており、制度変更への対応を後押しする内容となっています。
さらに、事業主が負担する社会保険料の概算を確認できる「社会保険料かんたんシミュレーター」も用意されています。従業員が社会保険に加入した場合の保険料負担を事前に試算できるため、企業側は人件費への影響を把握しながら制度対応を進めることが可能になります。
従業員向けの説明資料も充実しています。特設サイトには、社会保険加入による年金や医療面でのメリットを説明したショート動画やチラシが掲載されており、制度内容を分かりやすく伝えられるよう工夫されています。社会保険加入後の手取り額の変化については、「手取りかんたんシミュレーター」を利用して試算できる仕組みも整備されました。
短時間労働者への社会保険適用拡大を巡っては、働き方の多様化が進む中で、安定した保障を受けられる環境整備が求められてきました。一方で、事業者側には保険料負担の増加や事務手続きへの対応など、新たな準備も必要となります。そのため、制度変更の内容を早期に把握し、従業員への説明を含めた社内体制を整備することが重要になっています。
今回の特設サイトのリニューアルでは、制度を正しく理解し、円滑な適用につなげるための情報発信が強化されました。今後、対象企業の拡大が進む中で、短時間労働者を雇用する事業者には、社会保険制度への適切な対応が求められることになります。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


