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2026年6月9日

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2026年3月の現金給与総額指数は110.7、きまって支給する給与は109.4へ上昇し賃金高水準維持

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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年3月分結果確報 季節調整済指数(厚労省)

厚生労働省が公表した2026年3月分の毎月勤労統計調査確報によると、事業所規模5人以上の季節調整済指数では、現金給与総額指数が110.7となり、前月比0.4%減でした。一方、きまって支給する給与の指数は109.4となり、前月から0.3%上昇しています。給与全体は減少したものの、基本給にあたる部分は増加しました。

総実労働時間指数は2026年3月に97.7となり、前月比0.4%減でした。2026年2月も98.1で前月比1.3%減となっており、2か月連続で減少しています。2025年10月には99.2まで回復していましたが、その後は再び低下傾向がみられます。

製造業の所定外労働時間指数は2026年3月に114.7となり、前月比1.2%増でした。2026年1月は113.3で前月比2.3%増、2月は113.3で横ばいとなっており、3月は再び増加に転じています。製造業では時間外労働が高水準で推移している状況です。

常用雇用指数は2026年3月に106.8となり、前月から横ばいでした。2025年4月の105.7から上昇基調が続き、2026年2月には106.8まで上昇しています。雇用規模は全体として安定した推移を維持しています。

現金給与総額指数の動きを振り返ると、2025年6月には110.7まで上昇し、前月比2.7%増を記録しました。その後、7月は110.1、8月は108.3と変動しましたが、2025年12月には110.1まで回復しています。2026年1月は109.3へ低下したものの、2月には111.2へ上昇し、3月は110.7となりました。

きまって支給する給与指数は2025年を通じて上昇傾向が続きました。2025年4月は106.7、10月は108.3、12月は108.2となり、2026年1月には109.0へ上昇しています。2026年3月は109.4となり、前月比0.3%増となりました。

総実労働時間指数では、2025年3月に97.7まで低下した後、4月は99.0へ上昇しています。7月には100.0となりましたが、8月は98.4へ低下しました。2026年に入ると1月は99.4まで持ち直したものの、3月は97.7となり、再び低下しています。

製造業の所定外労働時間指数は変動幅が大きく、2025年4月は112.4で前月比1.6%増、10月は111.7で1.3%増となりました。一方、2025年8月は110.2で1.0%減、11月は111.1で0.5%減となっています。2026年3月は114.7まで上昇し、2025年以降では高い水準となりました。

常用雇用指数は2024年4月の103.9から徐々に上昇し、2025年12月には106.4となりました。2026年1月は106.5、2月は106.8と推移し、3月も106.8を維持しています。大きな変動はみられず、安定した雇用状況が続いています。

今回の統計で使用された季節調整は、X-12-ARIMAによる手法で算出されています。2026年1月分速報公表時には過去データが遡及改訂されており、1998年1月から2025年12月までの28年分のデータを用いて再計算が行われました。そのうえで2026年以降の数値は予測季節要素を用いて算出されています。

今回の結果では、給与関連指数が高水準を維持する一方、総実労働時間は減少傾向が続いていることが確認されました。製造業では時間外労働が増加しており、雇用指数は横ばい圏で安定しています。賃金、労働時間、雇用の各指標で異なる動きがみられる結果となりました。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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