2026年7月1日
労務・人事ニュース
2026年4月のパート時給は1,436円で前年比4.9%増、2022年比194円上昇となった最新統計速報
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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年4月分結果速報 時間当たり給与(パートタイム労働者)(厚労省)
厚生労働省が公表した毎月勤労統計調査の2026年4月分結果速報によると、事業所規模5人以上におけるパートタイム労働者の時間当たり給与は1,436円となり、前年同月比で4.9%上昇しました。前年同月の1,369円から67円増加しており、賃金上昇の動きが続いていることが明らかになりました。
時間当たり給与は、パートタイム労働者の所定内給与を所定内労働時間で除して算出される指標です。労働時間の増減による影響を受けにくく、実際の時給水準の変化を把握するうえで重要な統計として活用されています。
2026年4月の前年比4.9%増は、近年の推移の中でも高い伸び率となりました。2025年4月は1,369円で前年比4.1%増でしたが、2026年4月はそれを上回る上昇率となっています。パートタイム労働者の賃金改善が継続している状況がうかがえます。
2026年に入ってからの推移を見ると、1月は1,446円で前年比3.7%増、2月は1,443円で4.2%増、3月は1,437円で4.3%増となりました。4月は1,436円で4.9%増となり、金額自体は前月をわずかに下回ったものの、前年比の伸び率は拡大しています。
年間ベースで確認すると、時間当たり給与は2022年が1,242円で前年比1.6%増、2023年は1,279円で3.0%増でした。2024年には1,343円となり4.3%増を記録しています。さらに2025年は1,394円で3.8%増となり、2022年から2025年まで継続して上昇を続けてきました。
2022年の1,242円と比較すると、2026年4月の1,436円は194円高い水準となります。この間、時間当たり給与は段階的に上昇しており、パートタイム労働者の賃金水準が着実に引き上げられてきたことが数字から読み取れます。
2025年の月別推移では、3月が1,378円、4月が1,369円、5月が1,384円、6月が1,385円でした。7月は1,381円、8月は1,411円、9月は1,388円、10月は1,401円となり、11月には1,424円、12月には1,426円まで上昇しています。2026年に入ってからは1,400円台半ばの水準を維持しています。
今回の調査結果は、人材確保が重要課題となる中で、パートタイム労働者の処遇改善が進んでいる状況を示すデータのひとつとなりました。時間当たり給与は1,436円となり、前年比4.9%増を記録しています。企業の採用活動や人材定着策を考えるうえでも注目される結果となりました。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


