2026年8月13日
労務・人事ニュース
米の民間在庫194万玄米トンに増加 2026年6月末は前年より72万玄米トン多い水準
- 製造・工場/日払い・週払いOK/日勤/20・30・40代活躍中/残業少なめ
最終更新: 2026年8月12日 15:49
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令和8年6月の米穀流通の動向(集荷、販売、民間在庫)(農水省)
2026年7月28日、2026年6月末時点における米穀流通の動向が公表されました。2025年産米の全国の集荷数量は268.7万玄米トンとなり、前年同月を25.9万玄米トン上回りました。
一方、契約数量は253.9万玄米トンで、前年同月より11.3万玄米トン増加しました。集荷と契約はいずれも前年を上回ったものの、販売数量は150.0万玄米トンにとどまり、前年同月から26.5万玄米トン減少しています。
集荷数量とは、出荷業者が生産者などから集めた米の量を示すものです。契約数量は販売先との取引が決まった量、販売数量は実際に販売された量を表しており、3つの数値を合わせて見ることで流通の進み具合を確認できます。
今回の結果では、集荷数量と契約数量が前年を上回る一方、販売数量が下回りました。このため、集められた米や契約された米に対して、実際の販売がどこまで進んでいるかを継続的に確認する必要があります。
2026年6月末の全国の民間在庫量は、出荷段階と販売段階を合わせて194万玄米トンとなりました。前年同月と比べると72万玄米トン多く、米の流通段階に残る在庫が大きく増えています。
内訳を見ると、出荷段階の在庫は142万玄米トンで、前年同月より58万玄米トン増加しました。販売段階の在庫は51万玄米トンとなり、こちらも前年同月を14万玄米トン上回っています。
出荷段階とは、主に産地側や集荷後の段階で保有されている在庫を指します。販売段階は、卸売など販売に近い段階で保有される在庫で、両方を合計した数値が全国の民間在庫量として示されています。
合計値の194万玄米トンと、内訳の142万玄米トン、51万玄米トンには、表示単位の関係で単純合計と一致しない場合があります。公表値を確認する際は、数値が万玄米トン単位で整理されている点にも注意が必要です。
民間在庫が前年より72万玄米トン増えた背景を判断するには、集荷、契約、販売の各数量とあわせて見ることが重要です。今回の公表では販売数量が前年より26.5万玄米トン少なく、在庫の増加と販売進捗の違いが表れました。
米穀販売事業者が取り扱う精米の販売数量については、2026年6月の前年同月比が94.7%となりました。前年同月を100%とすると、全体の販売量は5.3%少ない水準です。
販売先別では、小売事業者向けが前年同月比93.7%で、前年より6.3%減少しました。中食・外食事業者などに向けた販売数量は96.0%となり、前年同月を4.0%下回っています。
販売数量は小売向け、中食・外食向けの双方で前年を割り込みました。ただし、減少幅は小売向けの方が大きく、販売先によって動きに違いが見られます。
販売価格では、小売事業者向けが前年同月比101.4%となりました。前年同月より1.4%高い水準で、販売数量が減少する一方、価格は前年を上回っています。
中食・外食事業者などに向けた販売価格は前年同月比116.9%となり、前年より16.9%高くなりました。小売向けと比べても上昇率が大きく、販売先ごとの価格動向に明確な差が出ています。
今回の販売数量と販売価格の数値は、米穀販売事業者が販売する精米全体の動きを指数化したものです。売り渡された政府備蓄米も対象に含まれており、数量と価格の前年同月比を確認できる仕組みです。
数量が前年を下回りながら価格が上回っているため、販売状況を読み取る際には、数量と価格を別々に見る必要があります。特に中食・外食向けは、数量が96.0%に低下する一方、価格は116.9%まで上昇しました。
2026年6月末の流通状況では、集荷数量268.7万玄米トン、契約数量253.9万玄米トン、販売数量150.0万玄米トンとなりました。集荷から販売までの間にある数量差も、今後の流通を考えるうえで重要な情報です。
また、民間在庫194万玄米トンのうち、出荷段階が142万玄米トンを占めています。前年同月との差も出荷段階で58万玄米トン増となり、在庫増加の大部分が出荷側で生じていることが分かります。
米の需給や価格は、生産者、集荷業者、販売事業者、小売、中食、外食など幅広い分野に関係します。採用や人員配置を考える企業にとっても、物流、保管、販売管理などの業務量を把握する基礎資料となります。
米の流通情報は、生産者や事業者が需要に応じた生産や販売を判断できるよう、継続的に公表されています。単月の数字だけでなく、前年との差や集荷、販売、在庫の推移をあわせて確認することが大切です。
2026年6月は、集荷数量が前年より25.9万玄米トン増え、販売数量は26.5万玄米トン減りました。民間在庫は72万玄米トン増の194万玄米トンとなり、今後の販売進捗と在庫の変化が注目されます。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ


