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2026年6月8日

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2026年3月の毎月勤労統計、離職率2.32%で前年差0.12ポイント上昇し入職率上回る

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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年3月分結果確報 労働異動率(厚労省)

厚生労働省が公表した2026年3月分の毎月勤労統計調査確報によると、事業所規模5人以上の入職率は1.75%となり、前年同月から0.06ポイント低下しました。一方、離職率は2.32%となり、前年差0.12ポイント上昇しています。離職率が入職率を上回る状況となり、雇用の流動性が高まっている様子が統計から確認されました。

2026年2月の入職率は1.57%で前年差0.06ポイント増、離職率は1.69%で0.01ポイント増でした。3月は年度替わりを控えた時期でもあり、離職率が大きく上昇しています。2025年3月の離職率は2.20%だったため、2026年3月はさらに高い水準となりました。

年間推移をみると、2022年の入職率は2.05%で前年差0.09ポイント増、離職率は1.98%で0.05ポイント増でした。2023年は入職率が2.14%に上昇し、前年差0.09ポイント増となっています。離職率も2.01%で0.03ポイント増となり、人材移動が活発化していました。

2024年は入職率が2.04%となり、前年差0.10ポイント低下しました。離職率も1.94%で0.07ポイント低下しており、雇用の流動性はやや落ち着いた状況でした。2025年は入職率1.99%、離職率1.89%となり、ともに前年を下回っています。企業側と労働者側の双方で慎重な動きが続いていたことがうかがえます。

2025年の月別推移では、4月の入職率が5.27%となり、年間を通じて最も高い水準を記録しました。前年差は0.06ポイント低下したものの、新年度に伴う採用活動の集中が数字に反映されています。同じく4月の離職率は4.04%で、前年差0.13ポイント低下でした。

その後、2025年5月の入職率は2.24%、離職率は1.87%となり、6月は入職率1.83%、離職率1.67%となりました。7月は入職率1.79%、離職率1.66%で推移し、夏場にかけて比較的安定した動きが続いています。8月は入職率1.53%、離職率1.68%となり、入職率が離職率を下回りました。

2025年後半では、9月の入職率が1.63%、離職率が1.72%となりました。10月は入職率1.90%、離職率1.77%となり、一時的に入職率が上回っています。11月は入職率1.59%、離職率1.41%となり、12月は入職率1.46%、離職率1.36%でした。年末にかけては人材移動が落ち着く傾向が確認されています。

2026年に入ると、1月の入職率は1.34%で前年差0.04ポイント増となりました。離職率は1.59%で0.01ポイント低下しています。2月は入職率1.57%、離職率1.69%となり、3月には離職率が2.32%まで上昇しました。春の人事異動や転職時期に伴う動きが影響した可能性があります。

入職率と離職率の差をみると、2026年3月は離職率が0.57ポイント上回りました。2025年3月も離職率が0.39ポイント上回っており、年度末にかけて離職が増える傾向が続いています。一方で2025年10月や11月のように、入職率が離職率を上回る時期もみられ、月ごとに雇用環境の変化が現れています。

今回の調査では、2026年3月に離職率が上昇したことが大きな特徴となりました。入職率は前年を下回ったものの、年間を通じてみると一定の採用活動は維持されています。人材確保競争が続く中で、企業側には採用強化だけでなく、定着率向上への対応も求められる状況となっています。

2022年から2026年3月までの推移を振り返ると、入職率と離職率はともに2%前後で推移してきました。その中でも2026年3月は離職率2.32%と比較的高い数値となっており、労働市場の流動性が再び強まっていることを示す結果となりました。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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