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2026年6月12日

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2026年2月の鉄道旅客輸送量が18億1,593万人に増加、新幹線利用は前年比6.1%増を記録

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鉄道輸送統計月報(概要)(令和8年(2026年)2月分)(国交省)

2026年2月分の鉄道輸送統計月報の概要が5月25日に公表され、全国の鉄道・軌道旅客輸送量が前年同月を上回ったことが明らかになった。一方で、鉄道貨物輸送量は減少しており、旅客と貨物で異なる動きがみられている。

今回公表された統計によると、鉄道・軌道旅客輸送量の旅客数量総合計は18億1,593万人となり、前年同月比で2.2%増加した。旅客人キロの総合計は317億人キロで、前年同月比2.8%増となっている。鉄道利用の回復傾向が続いている状況が数字から読み取れる。

このうち、JR旅客会社の旅客数量は6億6,312万人となり、前年同月比2.2%増加した。旅客人キロは200億9,684万人キロで、前年同月比3.3%増となった。長距離移動や都市間移動を含めた利用増加が反映された形となっている。

特に新幹線の利用が伸びており、旅客数量は3,172万人で前年同月比6.1%増となった。旅客人キロは83億4,716万人キロとなり、前年同月比5.4%増加している。高速鉄道利用の回復が鮮明となり、移動需要の底堅さがうかがえる結果となった。

JR以外の民間鉄道についても増加傾向が続いた。旅客数量は11億5,279万人で前年同月比2.3%増加し、旅客人キロは116億3,926万人キロで前年同月比2.1%増となっている。通勤や通学を中心とした日常利用の回復が背景にあるとみられる。

一方、鉄道貨物輸送量では減少傾向が確認された。貨物数量総合計は318万6,239トンとなり、前年同月比4.2%減少した。貨物トンキロ総合計は13億2,714万トンキロで、前年同月比6.5%減となっている。

コンテナ輸送では、貨物数量が155万1,552トンとなり、前年同月比4.8%減少した。貨物トンキロは11億8,485万トンキロで、前年同月比7.2%減となっている。長距離輸送を含めた物流需要の変化が影響した可能性がある。

車扱輸送についても減少傾向がみられた。貨物数量は163万4,687トンとなり、前年同月比3.6%減少した。一方で、貨物トンキロは1億4,228万トンキロとなり、前年同月比0.3%増となっている。輸送距離の変化などが影響したとみられる。

鉄道輸送統計月報は、鉄道・軌道による旅客輸送や貨物輸送の実績を毎月取りまとめているもので、国内の交通需要や物流動向を把握する重要な指標となっている。特に旅客輸送量は地域経済や観光需要、通勤通学動向などを反映しやすい特徴がある。

今回の統計では、新幹線利用が前年同月比6.1%増となった点が目立っている。旅客人キロも5.4%増加しており、中長距離移動の需要回復が続いている状況が示された。観光やビジネス移動を含め、全国的な人流回復の流れが続いているとみられる。

その一方で、貨物輸送ではコンテナ輸送を中心に減少が続いている。貨物トンキロが前年同月比6.5%減となったことから、物流全体では慎重な動きも確認された。輸送手段の変化や物流需要の調整が背景にある可能性もあり、今後の推移が注目される。

鉄道は旅客輸送だけでなく、国内物流を支える重要なインフラでもある。今回の統計では、旅客需要が回復基調を維持する一方、貨物輸送には弱さもみられ、利用分野ごとの違いが鮮明となった。今後も交通需要や物流動向の変化が、鉄道輸送実績にどのような影響を与えるかが注目されそうだ。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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