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2026年6月25日

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2026年6月の野菜価格見通し発表、きゅうりとピーマンは上昇予測でばれいしょとたまねぎは平年以下へ

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野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年6月)について(農水省)

農林水産省は令和8年5月29日、東京都中央卸売市場に出荷される主要野菜の生育状況と令和8年6月の価格見通しを公表しました。主産地や卸売会社への聞き取り結果をもとにまとめたもので、6月はきゅうりやピーマンなどの価格が平年を上回る一方、ばれいしょやたまねぎなどは平年を下回る見通しとなっています。

この調査は、天候不順などによる野菜価格の大きな変動が続く中、生産現場の出荷判断や消費者の購買行動に役立つ情報を提供し、野菜の供給と価格の安定につなげることを目的として実施されています。平成23年から継続して行われており、毎月の生育状況や価格見通しが公表されています。

農林水産省によると、令和8年4月の2020年基準消費者物価指数は総合指数が113.0、食料指数が128.4となり上昇傾向が続いています。一方で今回の見通しは、主産地や卸売会社などからの聞き取りを基に、過去5か年平均との比較によって作成されています。

だいこんは千葉県産から青森県産中心の出荷へ切り替わる時期を迎えています。主産地の生育は概ね順調で、6月の出荷数量と価格は平年並みで推移する見込みです。ほうれんそうやねぎ、ブロッコリー、なす、さといもについても生育は概ね順調で、価格は平年並みで推移すると予想されています。

にんじんは徳島県産の出荷終了後、千葉県産中心の出荷体制となります。千葉県産と茨城県産の生育が順調で出荷量も潤沢なことから、6月の出荷数量はやや平年を上回り、価格は平年を下回る見込みです。

はくさいは茨城県産から長野県産への切り替えが進みます。長野県産の生育は順調で、6月下旬から本格出荷が始まる見通しです。6月前半は価格が平年並みとなる一方、後半は出荷量が増えることで価格は平年を下回るとみられています。

キャベツは千葉県産や茨城県産を中心とした出荷が続きますが、4月以降の高温や5月上中旬の少雨の影響で歩留まり低下や小玉傾向がみられています。このため6月前半は価格がやや平年を上回る見込みです。その後は群馬県産の出荷増加により、後半は平年並みへ落ち着くと予想されています。

レタスは長野県産と群馬県産の増量が見込まれています。4月から5月中旬にかけて少雨だったものの、5月下旬の降雨と気温上昇によって生育が進み、出荷量はやや平年を上回る見通しです。その結果、価格は平年を下回って推移するとみられています。

きゅうりは6月前半が埼玉県産と群馬県産中心、後半は福島県産の出荷が増加する見込みです。前半は平年並みの価格が予想されていますが、後半は梅雨の影響で出荷量がやや減少し、価格はやや平年を上回る見通しとなっています。

トマトについては熊本県産や栃木県産を中心に出荷されますが、高温の影響による歩留まり低下が懸念されています。6月前半は平年並みで推移するものの、後半は出荷量がやや減少し、価格はやや平年を上回る見込みです。

ピーマンは茨城県産が中心となりますが、4月中下旬の曇天による着果量低下の影響が残っています。このため出荷数量はやや平年を下回り、価格はやや平年を上回る見通しです。

一方で、ばれいしょは適度な降雨と気温上昇により生育が進み、前進出荷が見込まれています。出荷数量は平年を上回ることから、価格は平年を下回る予想となりました。

たまねぎについては佐賀県産と兵庫県産が中心となります。佐賀県産は冬季の低温や乾燥、4月の降雨の影響で生育が遅れていましたが、大玉傾向で出荷量は多くなる見込みです。兵庫県産も平年並みの出荷が予想されており、全体として価格は平年を下回る見通しとなっています。

農林水産省は、野菜価格や供給の安定に向けた情報提供を進めるとともに、野菜の消費拡大を目的とした取り組みも推進しています。健康維持に欠かせないビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む野菜の積極的な消費を呼びかけており、家庭での調理や献立作りに今回の価格見通しを活用してほしいとしています。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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