2026年6月27日
労務・人事ニュース
2026年6月に大和堆周辺水域で合同訓練実施、外国漁船対応を想定した退去警告と放水措置を確認
日本海大和堆周辺水域における水産庁と海上保安庁の合同訓練の実施について(水産庁)
2026年6月3日、日本海の大和堆周辺水域で前日に実施された合同訓練の内容が公表されました。6月2日に行われた訓練では、外国漁船などへの対応を想定し、漁業取締船と巡視船が連携した実践的な訓練が実施されました。
大和堆周辺水域は、日本海中央部に位置する好漁場として知られています。いか釣り漁業やかにかご漁業、底びき網漁業などが行われており、多くの漁業関係者にとって重要な漁場となっています。
一方で、この海域では好漁場を狙って違法操業を目的とした外国漁船などが日本の水域に侵入する事例が後を絶たない状況です。そのため、日本の漁船による安全な操業を妨げる要因の1つとなっており、継続的な対応が求められています。
こうした状況を受け、関係機関は連携しながら取締りを実施しています。外国漁船などに対しては、放水などの措置を含めた厳格な対応を行い、日本の水域からの退去を求めています。
2026年も取締体制の強化が進められており、年間を通じて配備されている漁業取締船に加え、日本のいか釣り漁業の漁期が始まる前の5月からは、さらに漁業取締船を重点的に配備して取締りを実施しています。
今回の合同訓練は、海上における対応能力の向上と、関係機関同士のより緊密な連携を図ることを目的として実施されました。訓練では、違法操業を行う外国漁船などへの対応を想定し、退去警告や放水措置などの手順を確認しています。
訓練が行われたのは2026年6月2日です。当日は複数の船艇が参加し、実際の取締現場を想定した訓練が展開されました。海上における迅速な対応や情報共有、連携行動などについて確認が行われたものとみられます。
大和堆周辺水域では、これまでも外国漁船などの活動が確認されており、2025年には同海域周辺で中国漁船が視認されていました。好漁場をめぐる状況が続くなか、関係機関は日本漁船の安全操業を確保するための警戒と取締りを継続しています。
今回の訓練は、違法操業への対応能力を高めるとともに、海上における実効的な取締体制の維持につなげる取り組みの一環です。日本海の重要な漁場を守り、漁業者が安心して操業できる環境を確保するため、関係機関による連携強化が引き続き進められています。
⇒ 詳しくは水産庁のWEBサイトへ


