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2026年7月29日

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2026年5月の入職率は2.22%で離職率は2.00%、採用担当者が確認したい労働異動率の変化

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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年5月分結果速報 労働異動率(厚労省)

2026年5月分の毎月勤労統計調査の速報で、事業所規模5人以上の労働異動率は、入職率が2.22%、離職率が2.00%となりました。入職率は前年同月より0.02ポイント低下し、離職率は0.13ポイント上昇しています。

入職率は、新たに職場へ入った労働者の割合を示す指標です。一方の離職率は、職場を離れた労働者の割合を表します。どちらも採用の動きや人材定着の状況を把握するうえで重要な数値です。

2026年5月速報では、入職率が離職率を0.22ポイント上回りました。入職の割合が離職を上回っているため、雇用の流入は維持されていますが、前年同月と比べると離職率の上昇が目立つ結果となっています。

年平均の推移をみると、2022年の入職率は2.05%、離職率は1.98%でした。前年差は入職率が0.09ポイント上昇、離職率が0.05ポイント上昇となり、人の動きが前年よりやや強まりました。

2023年は入職率が2.14%、離職率が2.01%となりました。前年差は入職率が0.09ポイント上昇、離職率が0.03ポイント上昇で、入職と離職の双方が前年を上回っています。

2024年は入職率が2.04%、離職率が1.94%となりました。入職率は前年より0.10ポイント低下し、離職率も0.07ポイント下がっています。2023年と比べると、労働移動はやや落ち着いた形です。

2025年の年平均では、入職率が1.99%、離職率が1.89%でした。前年差はいずれも0.05ポイント低下となり、入職も離職も前年より低い水準にとどまりました。

月次でみると、2025年4月の入職率は5.27%、離職率は4.04%となりました。年度替わりにあたる時期で、ほかの月と比べて入職と離職の双方が大きくなっています。

2025年5月は入職率が2.24%、離職率が1.87%でした。入職率は前年同月より0.07ポイント低下し、離職率も0.10ポイント下がっています。2026年5月と比較すると、入職率はほぼ同水準ながら、離職率は2026年の方が高くなりました。

2025年6月は入職率が1.83%、離職率が1.67%となりました。7月は入職率1.79%、離職率1.66%で、夏にかけて入職と離職は2%を下回る水準で推移しています。

2025年8月は入職率1.53%、離職率1.68%となり、離職率が入職率を上回りました。9月も入職率1.63%、離職率1.72%で、2か月連続して離職率の方が高い結果となっています。

2025年10月は入職率1.90%、離職率1.77%となり、入職率が再び離職率を上回りました。11月は入職率1.59%、離職率1.41%、12月は入職率1.46%、離職率1.36%となっています。

2026年に入ると、1月の入職率は1.34%、離職率は1.59%となりました。離職率が入職率を上回っており、前年差は入職率が0.04ポイント上昇、離職率が0.01ポイント低下となっています。

2026年2月は入職率1.57%、離職率1.69%でした。入職率は前年同月より0.06ポイント上昇し、離職率も0.01ポイント上昇しています。1月に続いて、離職率が入職率を上回りました。

2026年3月は入職率1.75%、離職率2.32%となりました。入職率は前年同月より0.06ポイント低下した一方、離職率は0.12ポイント上昇しており、離職の動きが強く出ています。

2026年4月は入職率5.31%、離職率4.23%となりました。入職率は前年同月より0.04ポイント上昇し、離職率は0.19ポイント上昇しています。年度替わりの時期に、採用と退職の双方が大きく動いたことが分かります。

2026年5月速報の入職率2.22%は、4月の5.31%から大きく低下しました。4月に集中した人の動きが一巡し、5月は通常月に近い水準へ戻ったとみられます。

一方、2026年5月の離職率2.00%も、4月の4.23%から低下しています。ただし、前年同月の1.87%と比べると0.13ポイント高く、5月としては離職の動きが前年より強くなりました。

入職率と離職率の差をみると、2026年5月は入職率が離職率を0.22ポイント上回りました。2025年5月は入職率2.24%、離職率1.87%で差は0.37ポイントだったため、入職超過の幅は縮小しています。

2026年1月から3月までは、離職率が入職率を上回る月が続きました。4月は入職率が大きく上回り、5月も入職率が離職率を上回っていますが、前年同月と比べると離職率の上昇が採用環境に影響する可能性があります。

労働異動率は、単に人が増えたか減ったかを見るだけでなく、職場への流入と流出の両方を確認する指標です。入職率が高くても離職率が同時に上がれば、採用活動の成果が定着につながりにくくなる場合があります。

今回の速報では、2026年5月の入職率が2.22%で前年同月より0.02ポイント低下し、離職率は2.00%で0.13ポイント上昇しました。採用の動きは維持されているものの、離職の増加をどう抑えるかが重要な論点になります。

人材確保を進める際には、入職者を増やす施策だけでなく、入社後の定着や働きやすさの確認も欠かせません。2026年5月の結果は、採用と離職を一体で見直す必要性を示す内容となりました。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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