2026年7月22日
労務・人事ニュース
2026年4月末の医療施設動態調査 病院7,951施設で17施設減 病床数は2,286床減少した最新結果を公表
医療施設動態調査(令和8(2026)年4月末概数)(厚労省)
2026年6月30日、2026年4月末時点の医療施設動態調査の概数が公表されました。今回の調査では、全国の病院や一般診療所、歯科診療所の施設数や病床数の動向が明らかとなり、前月と比べて施設数、病床数ともに減少したことが確認されました。
調査結果によると、全国の病院数は7,951施設となり、前月から17施設減少しました。病床数も1,441,921床となり、前月から2,286床減少しています。病院数と病床数はいずれも減少しており、医療提供体制の変化が続いている状況が示されました。
病床の内訳をみると、精神病床は310,226床で463床減少しました。感染症病床は1,949床で6床減少し、結核病床は3,264床で18床減少しています。療養病床は262,877床となり249床減少したほか、一般病床も863,605床で1,550床減少しました。それぞれの病床区分で前月を下回る結果となっています。
一般診療所は全国で105,576施設となり、前月から55施設減少しました。病床数も65,942床となり、285床減少しています。このうち有床診療所は5,032施設で24施設減少し、無床診療所は100,544施設で31施設減少しました。また、療養病床を有する一般診療所は358施設となり、前月から5施設減少しています。
歯科診療所は65,071施設となり、前月から142施設減少しました。病床数は62床となり、前月より2床減少しています。今回の調査では、病院や一般診療所に加え、歯科診療所についても施設数の減少が確認されました。
医療施設全体では、病院、一般診療所、歯科診療所を合わせた施設数は178,598施設となり、前月から214施設減少しました。病床数は1,507,925床となり、前月より2,573床減少しています。全国の医療施設全体としても、施設数と病床数の双方で減少が続く結果となりました。
開設者別の状況では、医療法人による病院が5,557施設と最も多く、病床数は817,043床となっています。一般診療所も48,543施設、歯科診療所は17,608施設となり、医療法人が全国の医療提供体制において大きな割合を占めていることが分かります。
都道府県別では、東京都の病院数は622施設で全国最多となりました。病床数は123,137床となり、一般診療所は15,536施設、歯科診療所は10,489施設となっています。大阪府は病院496施設、病床数101,290床、北海道は病院515施設、病床数85,737床となるなど、地域ごとの施設規模にも違いがみられました。
今回の調査は2026年4月末現在の概数として取りまとめられたものです。病院や診療所の施設数、病床数の推移を継続的に把握することで、地域医療体制の現状や変化を確認する基礎資料として活用されます。今後も医療施設の動向を継続的に把握しながら、全国の医療提供体制の状況が公表される予定です。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


