2026年7月23日
労務・人事ニュース
2026年7月前半はきゅうり、トマト、ピーマン、ばれいしょが平年超価格 後半は平年並みへ回復見込み
野菜の生育状況及び価格見通し(令和8年7月)について(農水省)
2026年6月30日、2026年7月の野菜の生育状況と価格見通しが公表されました。東京都中央卸売市場へ出荷される主要な野菜について主産地や卸売会社への聞き取りを基に取りまとめたもので、7月はブロッコリーやトマトなどの価格が平年を上回る一方、はくさいやたまねぎは平年を下回る見込みとなっています。
この調査は、天候不順などによる野菜価格の変動が大きくなる中で、生産地の適切な出荷判断や消費者の購買行動につなげ、野菜の安定供給と価格の安定を図ることを目的として2011年から実施されています。今回の見通しについても、主産地や卸売会社からの聞き取り結果を基に、過去5か年平均を基準として作成されました。
だいこんは青森県産に加えて北海道産の出荷が増加する見込みです。主産地の生育は概ね順調に推移しており、7月の出荷数量、価格ともに平年並みとなる見通しです。にんじんについても、千葉県産主体の出荷から青森県産と北海道産へ切り替わりますが、生育は順調で、出荷数量と価格はいずれも平年並みで推移すると見込まれています。
はくさいは長野県産と群馬県産が中心となります。6月上旬から中旬にかけての低温により一時的に生育が鈍化しましたが、その後は気温の上昇に伴って回復傾向となっています。今後は出荷量が増える見込みで、7月の出荷数量はやや平年を上回り、価格は平年を下回る見通しです。キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、レタス、なす、さといもについては、生育がおおむね順調で、出荷数量、価格ともに平年並みで推移すると予想されています。
ブロッコリーは北海道産と長野県産が主体となります。主産地では作付面積が増加傾向にあり、出荷数量はやや平年を上回る見込みです。一方で需要が堅調なことから、価格はやや平年を上回って推移すると予測されています。
きゅうりは6月上旬の曇天や雨天の影響で生育が鈍化し、出荷時期に遅れが見込まれています。このため7月前半は出荷数量がやや平年を下回り、価格はやや平年を上回る見通しです。その後は気温の上昇に伴って生育が回復し、7月後半には出荷数量、価格ともに平年並みまで戻ると予想されています。
トマトは北海道産と青森県産が中心となります。主産地の生育は概ね順調ですが、九州など前段産地の生育が前進したことで出荷終了が早まる見込みです。この影響から7月前半は出荷数量がやや平年を下回り、価格はやや平年を上回る見込みとなっています。一方、7月後半は主産地からの出荷が増加するため、出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見通しです。
ピーマンも7月前半は曇天の影響により出荷数量がやや平年を下回り、価格はやや平年を上回る見込みです。また、ばれいしょについても前段産地の出荷終了が早まる影響から、7月前半は価格がやや平年を上回ると予測されています。いずれも7月後半には後段産地からの出荷が増え、価格は平年並みに戻る見込みです。
たまねぎは兵庫県産と佐賀県産が主体となり、7月後半から北海道産の出荷が始まります。佐賀県産の出荷数量はやや平年を上回り、兵庫県産と香川県産は平年並みとなる見込みです。全体として供給量が確保されることから、価格は平年を下回って推移すると予想されています。
今回の見通しでは、多くの品目で生育は概ね順調とされていますが、一部では天候の影響による出荷時期の変動も見込まれています。7月はブロッコリーやトマトなどで平年を上回る価格が予想される一方、はくさいやたまねぎは平年を下回る見込みとなっており、今後も生育状況や出荷動向に応じた価格の推移が注目されます。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ


