2026年9月4日
労務・人事ニュース
2026年6月の入職率1.89%、離職率1.68%で採用超過
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最終更新: 2026年9月11日 15:27
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毎月勤労統計調査 2026(令和8)年6月分結果確報 労働異動率(厚労省)
2026年6月分の毎月勤労統計調査の確報で、従業員5人以上の事業所における入職率は1.89%、離職率は1.68%となりました。前年同月と比べると、入職率は0.06ポイント、離職率は0.01ポイントそれぞれ上昇しています。
2025年6月は入職率1.83%、離職率1.67%だったため、2026年6月は入職、離職ともに前年を上回りました。入職率が離職率を0.21ポイント上回っており、6月単月では新たに職に就いた人の割合が離職した人の割合より高くなっています。
労働異動率は、常用労働者のうち一定期間に入職または離職した人の割合を示す指標です。企業の採用動向や人材の流動性を把握するうえで重要な数値で、月ごとの変化を見ることで雇用の動きを確認できます。
2026年に入ってからの入職率は、1月が1.34%、2月が1.57%、3月が1.75%となりました。4月には5.31%まで大きく上昇し、5月は2.20%、6月は1.89%と、春のピークからは低下しています。
一方、離職率は1月が1.59%、2月が1.69%、3月が2.32%となり、4月には4.23%まで上昇しました。5月は2.00%、6月は1.68%となり、入職率と同様に4月をピークに低下しています。
2026年1月は入職率1.34%に対して離職率1.59%となり、離職率が0.25ポイント上回りました。2月も入職率1.57%、離職率1.69%で、離職率が0.12ポイント高い状態が続いています。
3月は入職率1.75%に対し離職率2.32%となり、その差は0.57ポイントまで拡大しました。その後、4月は入職率5.31%、離職率4.23%となり、入職率が1.08ポイント上回る状況へ転じています。
5月は入職率2.20%、離職率2.00%となり、入職率が0.20ポイント上回りました。6月も入職率1.89%、離職率1.68%で差は0.21ポイントとなり、2か月連続で入職率が離職率を上回っています。
前年同月との差を見ると、2026年1月の入職率は0.04ポイント上昇し、離職率は0.01ポイント低下しました。2月は入職率が0.06ポイント、離職率が0.01ポイントそれぞれ上昇しています。
3月は入職率が前年より0.06ポイント低下した一方、離職率は0.12ポイント上昇しました。4月は入職率が0.04ポイント、離職率が0.19ポイント上がり、離職率の上昇幅が大きくなっています。
5月は入職率が前年同月から0.04ポイント低下したのに対し、離職率は0.13ポイント上昇しました。6月は入職率が0.06ポイント、離職率が0.01ポイント上昇し、入職側の伸びが比較的大きくなりました。
2025年後半の推移を見ると、入職率は6月1.83%、7月1.79%、8月1.53%、9月1.63%となりました。10月は1.90%まで上昇した後、11月1.59%、12月1.46%と年末にかけて低下しています。
離職率は2025年6月1.67%、7月1.66%、8月1.68%、9月1.72%と推移し、10月は1.77%となりました。その後は11月1.41%、12月1.36%まで低下し、年末には比較的低い水準となっています。
年間平均では、2022年の入職率は2.05%、離職率は1.98%でした。2023年は入職率2.14%、離職率2.01%となり、双方とも前年を上回っています。
2024年は入職率2.04%、離職率1.94%となり、前年からそれぞれ0.10ポイント、0.07ポイント低下しました。2025年は入職率1.99%、離職率1.89%で、さらに各0.05ポイント低下しています。
年間平均では2022年から2025年まで、いずれの年も入職率が離職率を上回っています。2025年はその差が0.10ポイントとなり、入職率1.99%に対して離職率は1.89%でした。
2026年6月の入職率1.89%は、2025年平均の1.99%を0.10ポイント下回っています。一方、離職率1.68%は2025年平均の1.89%より0.21ポイント低く、いずれも年間平均より低い水準となりました。
月別では、2026年4月の入職率5.31%と離職率4.23%が年初来で最も高くなっています。その後は5月、6月と双方とも低下しており、6月は入職率1.89%、離職率1.68%まで落ち着いています。
今回の確報では、2026年6月の入職率が前年同月を0.06ポイント上回り、離職率も0.01ポイント上昇しました。採用と離職の双方が前年より増える一方、入職率が離職率を上回る状態が続いています。
企業の採用や人員配置を考える際には、単月の入職率だけでなく、離職率とのバランスや前年との差、季節的な変動をあわせて確認することが重要です。2026年6月は入職率1.89%、離職率1.68%で、両者の差は0.21ポイントとなりました。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


