2026年2月17日
労務・人事ニュース
旅客9,665千人と貨物49,872トンが示す令和7年11月国内航空輸送の実態
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航空輸送統計速報(令和7年11月分)(国交省)
この記事の概要
令和7年11月分の航空輸送統計速報が公表され、国内線と国際線における旅客および貨物の輸送動向が示された。国内線の旅客輸送は前年同月を上回った一方、貨物輸送は減少した。国際線では旅客、貨物ともに増加し、利用率も高水準となっている。航空需要の回復状況と分野別の動きが、具体的な数値として明らかになった。
令和7年11月の航空輸送の状況について、国内定期航空と国際航空の実績が取りまとめられた。今回の速報では、旅客と貨物それぞれの輸送量が人ベースやトンベースで示され、航空需要の現状を把握できる内容となっている。
国内定期航空の旅客輸送量は9,665千人となり、人キロベースでは9,156,133千人キロを記録した。前年同月と比べると、人ベースで1.8%増加し、人キロベースでも2.6%増加している。
座席利用率は85.2%となっており、国内線における旅客需要が一定の水準を維持していることが数値から読み取れる。移動需要の回復が、利用率にも反映された結果といえる。
一方、国内定期航空の貨物輸送量は49,872トンとなり、超過手荷物や郵便物を含めた場合は58,088トンとなった。トンキロベースでは54,021千トンキロで、含めた数値では62,825千トンキロとなっている。
貨物輸送は前年同月と比べて減少しており、トンベースで9.9%減、トンキロベースで7.4%減となった。重量利用率は58.9%で、旅客輸送とは異なる動きが見られる。
国際航空については、11月分の旅客輸送量が1,950千人となり、人キロベースでは9,616,491千人キロとなった。前年同月比では、人ベースで12.8%増加し、人キロベースでも11.5%増加している。
国際線の座席利用率は86.0%となり、国内線を上回る水準となった。国際的な移動需要が回復基調にあることが、数値として明確に示されている。
国際航空の貨物輸送量は143,160トンで、超過手荷物や郵便物を含めると147,799トンとなった。トンキロベースでは792,764千トンキロで、含めた数値では809,187千トンキロとなっている。
貨物輸送は前年同月と比べて増加しており、トンベースで6.5%増、トンキロベースで8.0%増となった。重量利用率は72.1%と高く、国際物流の動きが活発であることがうかがえる。
これらの数値は、国内外の航空需要の違いを示す重要な指標となる。旅客と貨物で異なる傾向が見られる点は、今後の運航計画や人材配置を検討する上でも参考となる。
航空輸送の実績は、経済活動や人の移動と密接に関わっている。令和7年11月の速報値は、航空分野における需要の現状を客観的に示すデータとして位置付けられる。
この記事の要点
- 国内定期航空の旅客輸送量は9,665千人で前年同月比1.8%増加した
- 国内定期航空の貨物輸送量は49,872トンで前年同月比9.9%減少した
- 国際航空の旅客輸送量は1,950千人で前年同月比12.8%増加した
- 国際航空の貨物輸送量は143,160トンで前年同月比6.5%増加した
- 座席利用率は国内線85.2%、国際線86.0%となった
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ


