労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 2026年4月の入職率5.29%・離職率4.14%に上昇、労働市場の人材流動化が鮮明になった最新統計速報

2026年7月1日

労務・人事ニュース

2026年4月の入職率5.29%・離職率4.14%に上昇、労働市場の人材流動化が鮮明になった最新統計速報

Sponsored by 求人ボックス
広告

毎月勤労統計調査 2026(令和8)年4月分結果速報(厚労省)

厚生労働省が公表した毎月勤労統計調査の2026年4月分速報によると、事業所規模5人以上の調査産業計における入職率は5.29%、離職率は4.14%となりました。前年同月と比べると、入職率は0.02ポイント上昇し、離職率は0.10ポイント上昇しています。

労働異動率は、労働市場における人材の流動状況を把握する重要な指標です。入職率は新たに職場へ加わった労働者の割合を示し、離職率は退職や転職などで職場を離れた労働者の割合を表しています。企業の採用活動や人材確保の状況を確認するうえで注目される統計のひとつです。

2026年4月の入職率5.29%は、2025年4月の5.27%をわずかに上回りました。一方で離職率は4.14%となり、前年同月の4.04%から0.10ポイント上昇しています。採用による人材流入が続く一方で、人材流出の動きも前年を上回る結果となりました。

入職率と離職率の差を見ると、2026年4月は1.15ポイントのプラスとなっています。入職者の割合が離職者の割合を上回っており、労働市場全体としては雇用の増加につながる状況が確認されました。これは常用雇用者数の増加傾向とも一致する内容となっています。

2026年に入ってからの推移を確認すると、1月の入職率は1.34%、離職率は1.59%でした。2月は入職率1.57%、離職率1.69%となり、いずれの月も離職率が入職率を上回っています。3月には入職率が1.75%、離職率が2.32%となり、人材の移動が活発化する動きがみられました。

その後、4月になると入職率は5.29%へ大幅に上昇しました。離職率も4.14%へ高まりましたが、入職率の方が高い水準となっています。年度替わりに伴う採用活動や人事異動の影響が数値に反映された形となりました。

過去の推移をみると、年間平均の入職率は2022年が2.05%、2023年が2.14%でした。2024年は2.04%、2025年は1.99%となっており、近年は2%前後で推移しています。一方の離職率は2022年が1.98%、2023年が2.01%、2024年が1.94%、2025年が1.89%でした。

2025年4月の入職率は5.27%、離職率は4.04%であり、2026年4月の結果はそれぞれ前年を上回りました。特に離職率の上昇幅は入職率を上回っており、人材確保だけでなく定着施策の重要性を示す結果としても注目されます。

今回の速報では、2026年4月の労働市場において採用活動が活発な状況が確認されました。入職率5.29%は前年同月を上回り、離職率4.14%も上昇しています。雇用の流動性が高まるなかで、企業にとっては採用力と人材定着の両面がこれまで以上に重要になることを示す統計結果となりました。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

広告
パコラ通販ライフ
パコラ通販ライフ
PR記事作成サービス受付フォーム