2026年7月18日
労務・人事ニュース
2026年4月の出生数59,260人、死亡数122,060人で自然減62,800人となった人口動態統計速報を詳しく解説
人口動態統計速報(令和8(2026)年4月分)(厚労省)
2026年4月分の人口動態統計速報が公表され、出生数や死亡数、婚姻件数、離婚件数などの最新状況が明らかになりました。今回の速報は各種届出書をもとに集計されたもので、人口の動きや社会の変化を把握するための基礎資料として活用されています。
2026年4月の出生数は59,260人となり、前年同月より1,954人増加しました。増減率は3.4%増となり、年換算の出生率は5.9となっています。一方、死亡数は122,060人で前年同月より7,734人減少し、増減率は6.0%減となりました。死亡数が出生数を上回る状況は続いていますが、前年同月と比べると死亡数は減少しています。
出生数から死亡数を差し引いた自然増減はマイナス62,800人となりました。前年同月はマイナス72,488人だったことから、自然減は9,688人縮小しています。人口減少は継続しているものの、前年同月との比較では自然減の幅がやや小さくなったことが今回の速報で確認されました。
死産数は1,442胎となり、前年同月より50胎増加しました。増減率は3.6%増となり、死産率は23.8となっています。婚姻件数は31,059組で前年同月より494組減少し、1.6%減でした。離婚件数も15,521組となり、前年同月より257組減少して1.6%減となっています。
2026年1月から4月までの累計では、出生数は222,559人となり、前年同期より2,298人増加しました。死亡数は542,125人で前年同期より54,341人減少しています。その結果、自然増減はマイナス319,566人となり、前年同期のマイナス376,205人と比べて56,639人改善しました。
同じ期間の婚姻件数は165,802組となり、前年同期より2,917組増加しました。増減率は1.8%増となっています。一方、離婚件数は62,207組となり、前年同期より2,256組減少しました。婚姻件数は増加した一方で離婚件数は減少し、それぞれ前年同期とは異なる動きがみられています。
2025年5月から2026年4月までの過去1年間で見ると、出生数は708,107人となり、前年の711,235人より3,128人減少しました。死亡数は1,551,313人で前年より95,040人減少しています。自然増減はマイナス843,206人となり、前年のマイナス935,118人と比べて91,912人改善しましたが、依然として出生数を死亡数が大きく上回る状況が続いています。
過去1年間の婚姻件数は508,573組となり、前年より13,750組増加しました。離婚件数は180,713組で前年より6,044組減少しています。年間ベースでも婚姻件数の増加と離婚件数の減少が確認され、人口動態の変化を示す結果となりました。
都道府県別では、2026年4月の出生数は東京都が7,632人で最も多く、大阪府が4,791人、神奈川県が4,315人、愛知県が3,981人、埼玉県が3,468人となりました。死亡数では東京都が10,706人、大阪府が8,375人、神奈川県が7,855人、埼玉県が6,813人、愛知県が6,217人となっています。婚姻件数は東京都が5,265組、大阪府が2,679組、神奈川県が2,519組、愛知県が2,099組となり、人口規模の大きい地域で件数が多くなっています。
今回公表された人口動態統計速報では、2026年4月の出生数は前年同月を上回り、死亡数は前年同月を下回る結果となりました。自然減は続いているものの、その規模は前年より縮小しています。今後も毎月の統計を通じて、出生や死亡、婚姻、離婚など人口動態の変化が継続的に把握されることになります。
⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ


