2026年7月21日
労務・人事ニュース
2026年6月公表 東京のスマホ料金は5GB・20GBで低水準 6都市比較で見えた通信料金の最新動向
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最終更新: 2026年7月20日 16:15
電気通信サービスに係る内外価格差調査 -令和7年度調査結果-(総務省)
2026年6月、電気通信サービスの利用料金について海外主要都市との比較結果が公表されました。今回の調査では、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ソウルの6都市を対象に、携帯電話や光回線、固定電話の料金を比較しています。調査時点は2025年12月で、各都市で利用者の多い料金プランを対象に、購買力平価を用いて比較が行われました。
調査では、スマートフォンについて4Gと5Gの利用料金を、それぞれ通信事業者のシェア上位の料金プランや最も安い料金プランを基に比較しました。利用モデルは、日本の通信利用実態を反映し、通話時間は月44分、メールは月60通、データ通信量は2GB、5GB、20GB、50GB、100GB、無制限の各プランで検証されています。
4Gの主要料金プランでは、東京は5GBと20GBの利用モデルで料金が低い水準となりました。一方で、2GB、50GB、100GBでは中位の水準となり、無制限プランでは比較対象都市の中で高い水準となっています。利用するデータ容量によって国際的な料金の位置づけが異なる結果となりました。
シェア上位の料金プランではなく、各都市で最も安い料金プランを比較した結果では、東京は4Gの全ての利用モデルで中位の水準となりました。料金を重視して契約した場合でも、極端に高い、あるいは低い水準ではなく、各都市の中間に位置する結果が示されています。
MVNOの4Gサービスでは、東京は2GB、5GB、20GBの利用モデルで中位の水準となり、50GBでは高い水準となりました。また、100GBや無制限プランについては、東京や一部都市では提供されていない料金プランもあり、単純な比較ができないケースも含まれています。
5Gサービスについても同様の調査が行われました。主要料金プランでは、東京は2GB、5GB、20GBで低い水準となり、50GBと100GBでは中位の水準、無制限プランでは高い水準となりました。データ通信量が少ないプランでは比較的安価である一方、大容量プランでは海外都市との差がみられる結果となっています。
5Gの最安料金プランを比較すると、東京は全ての利用モデルで中位の水準となりました。複数の料金プランを含めて比較した場合でも、東京の料金は各都市の中間的な位置づけとなり、大きく突出した価格帯ではないことが確認されています。
5GのMVNOについては、東京は2GB、5GB、20GBで中位の水準となり、50GBでは高い水準となりました。100GBや無制限プランは東京を含む一部都市で提供されておらず、比較対象が限定される内容となっています。提供されるサービス内容の違いも、国際比較では考慮すべき要素となっています。
光回線サービスでは、回線使用料、宅内設備レンタル料、インターネット接続料を合算した月額料金を比較しました。さらに、通信速度1Mbps当たりの料金も算出しています。その結果、通信速度当たりの料金では東京が比較対象6都市の中で2番目に低い水準となりました。料金だけでなく通信速度も考慮した場合、競争力のある水準であることが示されています。
固定電話については、月間で固定電話へ32分、携帯電話へ14分通話する利用モデルを基に比較しました。その結果、東京の月額料金は比較対象都市の中で低い水準となりました。固定電話サービスについても、国際比較では利用しやすい料金体系となっていることが今回の調査で明らかになっています。
今回の調査は、各都市で利用者の多い料金プランを対象とし、2024年の購買力平価を用いて価格を比較しています。為替相場ではなく購買力平価を採用することで、各国の物価水準を反映した実態に近い比較が行われました。また、スマートフォンだけでなく光回線や固定電話も含めて幅広い通信サービスを対象としており、利用形態ごとの料金水準を多角的に確認できる内容となっています。
⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ


